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乱読乱文多謝 静岡史跡探訪ver.

スーパーカブと、史跡と、ときどき読書感想文

掃出し窓用の踏み台を自作する その2


掃出し窓用の踏み台を自作する 
その2 塗装と設置





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 仮置きしてみる。地面が駐車場のコンクリということで、手前に向かって少し斜めになっているのであるが、それを計算して作ったはずだったのに、かなり、ガタついた。しかたがないので、




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 こんな感じに材を継いで調整。




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 これで、なんとかガタツキはなくなった。




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 で、ふたつの踏み台を繋ぐための部材を三本切りだし、




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 鉋とヤスリで表面を整えたりしたのだが、



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 使えたのは真ん中あたりの一本だけだった。なぜなら、それぞれの部材が微妙にずれているのために、こんな真っ直ぐな連結材では隙間ができてしまうからである(笑)




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 仕方がないので、両端はビスを斜めにうって繋げてしまった。しかしこれではビスのアタマが目立ってしまう。




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  100均で買ってきたこれで、ビスを隠すことにしたのであるが、




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 なんだか、ただの木工用ボンドみたいな材質で、使い勝手が悪いことこの上なかった(笑)




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 しかしまあ、なんとか形にはなったので、塗装にかかる。




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 今回は、これを使った。カインズで買ってきたもので、防虫、防腐剤入りの水性ステインである。色は「ウォルナット」。




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 目立たないところで試し塗り。うむ、悪くない。




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 さあ、どんどんいきましょう。




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 まずは、この形で塗れる部分は全て塗り終えた。




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 例の、「死に節」を埋木した部分は、こうなりました。




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 乾燥を待ってから、ひっくりかえして各部の裏側を塗る。




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 塗った。




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 今回は、色をつける、ということよりも、防虫防腐剤を塗布する、という意味合いのほうが重要なので、見えない場所もすべて塗らなければならない。




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 塗り上がりました。これで、完成です。




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 さあ設置、と思ったら、現場では娘がメダカの水槽の水換え作業の最中でした(笑) しかし、その水換え作業も、この踏み台の設置によってかなりはかどるようになった様子。まあ、よしとしましょうか。

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またまたアンティークチェアを買う


 またまたアンティークチェアを買う


 また買いました(笑) ただ今回は、過去に何脚かの椅子を買っているアンティークショップの、オークションイベントで落札したもので、なんと落札価格は破格の8000円。これは、IKEAやニトリでも、ちょっと良さそうな椅子ならば普通にみられる値段である。いやあ、いい買い物ができた。しかし、安いといってもはっせんえんという金額は、自動車税だの家の火災保険だのカブの自賠責の支払いに、子供部屋のエアコンの新規購入という臨時出費まで重なったという、危機的状況下にある私の財布から、特に必要でもない椅子のために捻出する出費としては極めて大きなものであり、あんまり妻の前で椅子を眺めてニタニタしている訳にもいかないのは苦しいところであるが。




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 これがその、このたび新規購入した椅子である。形は、今年の正月に購入したものと同じ、「ホイールバック」である。




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 その以前買ったものに比して、全体に重厚な感じ。実際持ってみると明らかに重さがある。




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 並べてみる。右が今回買ったもの。全高は同じくらいだが、座面は以前買ったものよりも高い。そして、




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 座板の厚さにかなり差がある。これが、全体の重さに大きく影響しているようである。




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 この座板、写真ではちょっとわかりにくいが、よく見ると薄い板を幾層か重ねた合板であった。一枚板ではないのである。ここで私、おや?と思ったのだが、まあ、ひき続き細部をみてみよう。実は今回は、webサイト上のオークションで落札したので、私も自宅に持ち帰るまでは細部の確認ができなかったのである。





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 まずは、背もたれ。典型的な「ホイールバック」の形状ではある。しかし、なんとなくズングリムックリ感がある。前述のとおり、全高の割に座板が高いので、そのぶんだけ背もたれの高さが比較的低い、ということも勿論、そのずんぐりした印象を裏付けてはいるのだが、




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 この背板が、ご覧の通り角を丸く仕上げられたものであることもまた、ズングリムックリ感を助長している。




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 後ろから。ブレイシングスッティック等、その形自体はベーシックなものだが、やはり、背もたれの低さのために、各部材が「寸足らず」な印象を受ける。




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 そして、この座板。ウィンザーチェアの座板は、尻の形に削られているのが一般的なのだが、これは、エクボのように丸くへこんでいるだけである。




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 別角度から。このほうがわかりやすいかな。




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 座板を裏面から。これもちょっと写真ではわかりにくいが、なんと、上面のへこみ分、裏面に出っ張っている。これはつまり、座板のへこみが削り加工ではなく、プレスして変形させることによって形作られていることを意味する。一枚板ではなく、合板である以上、こうする以外にはないという訳である。




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 さらに驚いたのは、この刻印であった。消えかかってしまっている為、もしくは、最初から刻印が薄いために読みにくいが、確かに「ROMANIA」と読める。ルーマニア??

 この椅子を買ったお店は、買い付けはイギリスで行っているはずなので、疑問に思ってちょっと調べてみたら、ある別のアンティークショップの通販サイトに、ほぼ同じ形の椅子をみつけた。そこの商品説明によると、要するにこれは、ルーマニアで作られ、そしてイギリスに輸出されたウィンザーチェアだ、ということらしい。

 本来イギリスの産物であり、しかもイギリスで使用されるものであるはずのウィンザーチェアが、何故わざわざルーマニアで作られ、イギリスにやってきたのか。その製法や仕上がりをみる限りで判断すると、残念ながら、これは「外国産の粗悪品」の部類に入るのかな、と思われる。つまり、きっと人件費等の経費が安いルーマニアで、国産(英国産)よりも安い製品を作ろうという意図のもとに生み出された椅子、ということである。

 ただこれは無論、ルーマニアの家具産業のレベルが低い、ということを意味するものではない。ざっと調べただけでも、「ルーマニア家具」というものはひとつのジャンルとして存立可能な水準にある文化であると思われる。イギリスが他の国ではなくルーマニアを選んだのは、その製造技術の高さに比して安上がりに作ることができる、という理由に寄ったのではなかろうか。つまり、完成度よりは、安価に大量生産することに主眼が置かれた製品だ、ということである。無論ここに書いたことは全て私の勝手な想像にすぎないけれども。




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 背もたれを比較。左が英国産で、右がルーマニア産。ルーマニア産の方は、座り心地があまりよくない。背もたれの角度が悪い(立ち過ぎている)ということもあるが、それよりも、アーチ形の「背枠」の角度と、背板や背棒の角度とがちぐはぐなのが、その座り心地の悪さを生み出しているようである。

 ネットであれこれ調べた限りでは、どうやらこれは1950年代から60年代ぐらいのもののようである。アンティークと呼ぶにはちょっと新しいかもしれない。ただ、ウィンザーチェアといえばイギリスかアメリカ製、そうでなければ北欧か、もしくは日本製、というのが主流だと思われるなかで、ルーマニア製という、なんというか変化球的な品物だった、というのはなんとも面白い話ではある。

 20世紀の中頃というと、東西冷戦の時代ということになるが、共産圏の国であった東欧のルーマニアと、NATO陣営の中心的存在である英国との間に、家具の貿易関係があったというのは面白い。このあたりのことについて、調べてみるのも良いかもしれない。

 お店の方のお話によると、長期在庫で塗装がちょっと傷み始めているそうなので、今後、もしかしたら自分で塗りなおしなどをするかもしれない。いずれにせよ、せっかく安価で入手した椅子なので、ちょっと遊んでみようか、とは思っている。



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掃出し窓用の踏み台を自作する その1


掃出し窓用の踏み台を自作する 
その1 材料の準備と組み立て




 我が家にはダイニングから駐車場に直接出られる掃出し窓があるのだが、




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 こんな感じでちょっと地面から高さがあるので、踏み台が欲しくなった。しかし駐車場の広さに余裕がないので、あんまり大きなものは置けない。市販品ではサイズ的にちょっと良さそうなものがみつけられなかったので、またしても、自作することにした。




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 買ってきたのは、杉材。いつものSPF材は、腐りや虫食いに弱いので、外での使用にはあまり向いていないのだ。その点、杉の赤身(木の中心部の赤い部分)は腐りに強い。これに防虫防腐剤入りの塗装を施せば、かなりの耐久力がつくはず、である。近くのホームセンターで、幅180mm、厚さ30mmの板材と、35×45mmの角材を、なるべく赤いものを選んで買ってきた。いずれも長さは3mで、ハッチバックとはいえ私の小型ファミリーカーでは持って帰れないので、お店で全部半分にカットしてもらった。




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 よって、材料はすべて自分で切らなければならない。ということで、まずはノコギリで切りまくる。以前は私、初心者用の、真っ直ぐ切るための補助器具を使っていたのであるが、なんと、それを使わなくてもかなり真っ直ぐ切れるようになってきた。多分、今年に入って一番スキル向上ができたのは、このノコギリの技術だと思う。勿論、まだまだ素人の域を出るものではないですけど。




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 切り終えたら、今度は例によってダボ穴の位置決め。今回は2×4用の定規が使えないので、いちいち定規をあてなければならない。




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 位置が決まったら、ドリルでダボ穴をあけていく。




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 あけ終わったら、




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 鉋で角の面取りをする。SPF材は面取りされて売られているけれども、今回買った杉材はこれも自分でやらなければならない。




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 表面も鉋掛け。




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 そして紙ヤスリで仕上げ。100均の買ったゴム製の紙ヤスリベースが役に立つ。




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 節の少ない面が表になるよう、材のどの位置を使うか、かなり考えて決めたのだけれども、どうしても一カ所、写真のような「死に節」とわれるボロボロになった節が出てしまうので、埋木をすることにした。




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 節の中のボロボロする部分をキレイに掘り出した上で、適当な杉の端材を拾ってくる。




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 まずはノコギリでそれを小さくして、




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 小さいノコギリでさらに小さくして、節穴の形に近づけていく。




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 カッターナイフを使ってみたり、




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 棒ヤスリを使ってみたりして、形を作っていき、




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 大体穴にはいる形にできたら、プラスチックハンマーなどで穴に打ち込む。杉材は柔らかいので、加工も比較的容易だし、こうして穴にはめ込むのも無理が利く。そのかわり、すぐに傷にもなってしまうが。




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 入れたら、鉋で表面を平らにして、




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 隙間を埋める。本当は木部用のパテを使うのだが、手元になかったので、床の傷直しで代用。これは、ロウソクとクレヨンの中間みたいな材質のもので、ちょっとした隙間ならばパテがわりに使える。100均で購入。




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 最後にヤスリで仕上げて終了。あとは、上から塗装をするだけである。




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 材の準備ができたので、組み立てる。




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 こんな形に。




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 ビスのアタマは、埋木で隠す。キレイに仕上げる意味もあるが、ビスが錆びないようにする意味もある。




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 組み上がった。このふたつを、掃出し窓の下に階段状に並べる訳である。というところで、次回に続く。

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余った材料で木箱を自作する

 
 余った材料で木箱を自作する


 このところ木を使っていろいろと作っていたら、




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 ご覧の通り、端材がたくさんたまってきた。こんなものは捨ててしまえば、と思われるかもしれないが、これが意外に馬鹿にならないのである。ちょっとしたことで、思いがけない使い道がうまれたりするので、なかなか捨てられない。しかし、和室の一画を見苦しく占有して妻の神経を逆撫でしていることもまた事実なので、整理整頓しない訳にはいかない。。そこで、1×4のSPF材もたくさんあるので、これらを納める木箱を作ることにした。




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 まず材料をそろえる。1×6材の板を300mmの幅に切ってそれを底板とし、あとは1×4材で箱にする。家具、というものは大体この「箱」が基本形となっている。でっかいタンスもつまりはでっかい箱なのである。よって箱作りは家具木工の基本と言えるだろう。則ち、私のような初心者は積極的に箱を作るべきなのである。




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 切り出しが終わったら、例によって2×4用の定規で、ダボ穴とビス用の下穴の位置を決めていく。どの位置にダボを入れ、そしてどの位置にビスを打つか、それらが互いに干渉しないように場所を決めることは重要。こんな単純な箱ならばいいが、構造が複雑になればなるほど、それは簡単なことではなくなってくる。




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 そしてひたすら穴開け作業。




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 穴開けが終わったら、




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 あとは順序よく組んでいく。本当に、ちゃんと考えて組んでいかないと、組み立てられなくなってしまう。パズルみたいなものである。




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 組み上がった。これで完成、の、つもりだったが、ちょっと寂しい気もするし、何だが強度も足りない気がしたので、




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 真ん中に棒を一本入れた。目的が端材の整理なので、これで長めの端材も安定するかな、と思ったのだ。




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 端材を入れてみた。うむ、思ったよりもちゃんとできた気がする。すこしは私の木工技術も上達してきたのだろうか。まあ、これからも練習あるのみ、である。

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ホールスタンドみたいな何かを作る その2


 ホールスタンドみたいな何かを作る
 その2 塗装、組み立て





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 まず、使用するパーツを全て揃える。アンティークショップで一緒に買ってきたフック類、棚受け、そして貰い物の丸鏡。




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 塗装の前に、パーツの位置を決めて下穴をあけておく。板の厚さがないので、下穴ドリルにマスキングテープで目印をつけ、間違って穴を貫通させないようにする。




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 穴をあけた。




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 では、塗装にはいる。水性ステインを使用。色は「オールナット」。




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 まずはこちらの小さいパーツから。




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 まずは一度塗り。




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 ふたつの色の違う板を合わせてあるので、白いヒノキの方だけ、一回余分に塗る。




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 両面を塗って、乾燥させる。




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 つぎはこちら。




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 一回塗ったところ。ムラは気にせず、薄く塗る。




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 計三回塗った。ちょっと色が濃くなりすぎたかな?




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 乾燥が終わったら、ワックスで仕上げ。例によって「MYLANDS」の「ダークオーク」を使用。タワシで塗り込んでいく。




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 こちらも同様に。




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 ワックスを塗り終えたら、ちょっと時間をおいて、タワシで磨きをかける。




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 かなり艶がでた。しかし、やっぱりちょっと黒すぎるなあ。




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 パーツを組んでいく。まずは丸鏡。




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 コートフックと棚受け。




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 そしてこの板をつける。




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 その下に小さいフックを並べて、




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 完成。イメージしていた色よりも黒くなっちゃったが、まあ、図らずもまわりの建具と似た色になったので、結果オーライということで。




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 完成したら、壁にかけるための金具を取り付ける。しかしこのまま壁につけたら壁に傷をつけてしまうので、




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 全体にフェルトを貼付ける。




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 そして、ビスで玄関ホールの壁に固定。壁掛け式のホールスタンドのような何か、いかがでしょうか。




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 さらにこんな感じに、先日作った鉢植えを入れた木箱など飾ったなら、ちょっと雰囲気が出るんじゃないかな。

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