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乱読乱文多謝 静岡史跡探訪ver.

スーパーカブと、史跡と、ときどき読書感想文

日々の出来事 4

どんぐり青田刈り

 ええと、なんだか、神社のことばっかり書いている気もしますが、またしても、です。そしてまたしても、娘のトトロ好きが話の発端です。私の日常生活に、大した事件など起こりません。だから、あるひとつの出来事だとか興味だとかのまわりを、いつまでもぐるぐる、うろうろしているのです。そんなもんです。

 『となりのトトロ』で、めいちゃんが、あのちっこいトトロが落としていったとおぼしきどんぐりを、ひとつずつ拾っていくあのシーン。あのシーンが大のお気に入りの、二歳の娘が真似をする。ぴょんと一歩進んではしゃがみ込み、またぴょんと進んでしゃがみ込みしながら、どんぐりを拾う真似をする。その姿が面白く、微笑ましく、これは本当にどんぐり拾いをやらせてやりたいと、体育の日の休日、家族で出掛けることにした。

 行き先は、静岡県護国神社という、大きな神社だ。森の中にあるような神社で、しかも、境内が全くの平地にあるから、昔から、小さい子どものどんぐり拾いといえば、ここ、というイメージがある。私自身、幼稚園の遠足でも、ここでどんぐりを拾った記憶がある。ビニール袋いっぱいのどんぐりを持ち帰ったことを思い出す。どんぐりなら、護国神社だ。迷いなく私は車を走らせる。入場無料の遊び場、これほどありがたいものはない。



拝殿
 
 これが、静岡県護国神社の拝殿。かなり立派なもの。この拝殿を、広葉樹の森が取り囲む。その境内の広さは、ホームページによると、なんと「約99,000平方メートル(東京ドーム2つ分)」あるそうだ。



参道

 森の中に伸びる参道。そしてこれだけ広いと、



神社の川

 川もあれば、



池

 池もある。



鶏
 
 こんなヤツもいる。



車おはらい場

 車のお祓いもしてくれるし、



鳥居

 鳥居も大きいし、



手水舎

 手水舎も大きいし、



こまいぬ

 狛犬も大きい。そしてまた、これだけの広さがあると、



みこさん

 遠くからこっそり巫女さんを撮影したりもできる。250mmのレンズ、持ってくりゃよかった・・・。

 この神社、御覧の通りかなり立派な神社なのだが、歴史はそう古くはない。ホームページを覗いてみると、「明治32年11月13日「共祭招魂社」として静岡市北番町に創立され云々」とある。そして祭神は、「護国の英霊」とある。つまり、こういうことだ。



看板

 「戦争で亡くなられた静岡県出身の約七万六千人の方々を、神様として云々」の文字が、お読みいただけるだろうか。つまり、戦死された兵隊さんを、神様として祀っているのだ。

 右寄りのひとたちだとか、あるいは左寄りのひとたちだとかは、こういう場所に、「政治」だの、「思想」だのを、拡声器や手製ロケット弾などと共に持ち込みたがるが、私にとっては、ここはあの「どんぐり拾い遠足」の思い出の場所でしかない。そして、自分の子どもたちにとっても、やはり楽しいどんぐり拾いの場所であってほしい。

 そうだ、娘よ、どんぐりを拾うのだ。そういって私は、二歳のトトロマニアを森に放したのだが、なんだか様子がおかしい。参道がヤケに綺麗なのだ。落ち葉が掃き寄せられ、木々の根元に少しこんもりと山になっている。ああ、そういえば、さっき竹箒をもったおじさんおばさんの集団がいたな。こりゃ、掃除をしたばっかりらしい。これじゃあ、どんぐりはみんな、掃き寄せられた落ち葉に埋まってしまっているんじゃないか?

 私も地面に眼を落とす。やはりだ。どんぐりなんか落ちてない。そこで、落ち葉の山をがさがさと掘り返してみる。みつからない。どういうことだろう。すると、背後から、「ほら、そこにおちてるよ」という妻の声。振り返り、彼女が指差す先を見てみたら、なんだか緑色のまるいものがひとつ。どんぐり、だな。しかし、みどりいろ?

 どうやら、どんぐり拾いにはまだ早すぎたようでした。もう少し、秋が深まったなら、茶色いどんぐりがいっぱい落ちてくるだろうし、紅葉もみられるだろう。その頃に、娘よ、また出掛けるとしようじゃないか。

 

みどりのどんぐり

 今回の収穫。見事にみどりいろですね。

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コメント


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どんぐり

子どもたちがまだ小さかった頃、ドングリ拾いをしてたことを思い出し、ひとりしんみり。ついこないだのことのようなのに、あっという間に一人ぼっちです(T_T)
みどりのどんぐりも綺麗ですね。あまり見かけたことありませんが、しましま具合がかわいくて、私も拾いに行きたくなっちゃったな。

ゆう | URL | 2011-10-12(Wed)10:01 [編集]


Re: どんぐり

ゆうさん、こんにちは。

子どもたちと、野外で、しかも地面に座り込んで遊ぶとき、子どもの視線を思い出すというか、子どもの遊び心を思い出すというか、なんだか懐かしい心持ちにさせられます。
そして、自分が子どもだったころを思い出します。

・・・なんていってられるもの、確かに、今のうちなんでしょうね。
子どもたちが大きくなって、ナマイキなことを言い出すまでは、できる限り一緒に遊んでいようと思っております。
今ならまだ、みどりのどんぐりでも、よろこんでくれますから(笑)

コメント、ありがとうございました。

静磨 | URL | 2011-10-12(Wed)23:22 [編集]


はじめまして^^

アルチュール蘭坊と申します。
静麿さん同様、神社が大好きです。
もちろん巫女さんもとっても好きです。
緑のどんぐりころころ、どんぐりこ。巫女さんにはまってもう大変・・・・

静岡は三島の山の中で滝に打たれて修行した記憶、グランシップで演劇を観た記憶があります。静岡市の女性はのびのびして美しかったです。

「牛山馬男のぶらぶらブログ」もよろしくお願いいたします!

アルチュール蘭坊 | URL | 2011-10-21(Fri)14:31 [編集]


Re: アルチュール蘭坊さん

アルチュール蘭坊さん、はじめまして。
おこしいただき、ありがとうございます。

巫女さんは、どうしてあんなに魅力的なんでしょうかね(笑)
私のなかのナンバーワンは、二十年ほど前に行った、太宰府天満宮の巫女さんなのですが、あの巫女さんももう、あれから二十歳は歳をとっているんですよね。残念。

静岡の女性、というか、静岡県民は、他県の方からみると、どうも皆のんびりしているように見えるみたいですね。特別美しいかどうかは、別として(笑)

コメント、ありがとうございました。またおこしください。
蘭坊さんのブログにも。遊びにいかせて頂きます。「牛山馬男のぶらぶらブログ」の方も。
では、また。

静磨 | URL | 2011-10-21(Fri)22:11 [編集]