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乱読乱文多謝 静岡史跡探訪ver.

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沼津御用邸記念公園見学 前編


 沼津御用邸記念公園見学 前編


 マイホーム新築に伴う諸手続きだの引越しのごたごたによる多忙だの何だので、相変わらずのネタ切れ状態に加え、新居のインターネット接続の工事までが諸事情によって大幅に遅れ、休日はガラクタの片付けだの買い物だのに追われてちっともブログの更新ができない状況のなか、何とか記事をでっちあげるために、なんと、ゴールデンウィークの出来事などという古いネタを、恥知らずにも引っ張りだしてみることにしました。もうね、お金はどんどん失われていくし、ナリフリなんてかまっていられません(笑)

 今年のゴールデンウィークは、ちょいと家族で一泊旅行などに出掛けた。静岡市の自宅から、まずは箱根峠の西側にある、歩いて渡る吊り橋としては日本一長い(400m)という「三島スカイウォーク」に行き、箱根峠経由で熱海へ降りて海辺で遊んでまた南下し、網代の民宿に宿泊、翌朝に伊豆半島の付け根を横断する形で「伊豆三津シーパラダイス」に行ってイルカのショーなんかを観て帰ってきた。旅行というのも気が引けるような、所謂「安近短」のドライブである。

 天気もよく、混雑も思ったより大したことがなかった。




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 「三島スカイウォーク」と、




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 そこからの富士山の眺め。霞みやすい春に、これほどキレイに富士山が見えることは珍しい。前日までの嵐のような悪天候が幸いしたか。




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 こちらは熱海の海岸。




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 シーパラダイスのイルカの曲芸。

 最後、ちょっと時間に余裕があったので、どこかもうひとつ寄ろうか、ということで、帰路の国道414 号線沿いにある、「沼津御用邸記念公園」を観てきた、という次第である。




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 場所はこのあたり。




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 公園入り口。




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 その脇の案内看板。かなりの広さがある。正確にはわからないが、横幅で800mぐらいはありそうである。図の左から、「東附属邸」、「本邸跡』」、「西附属邸」のみっつのエリアに分けられる。「東附属邸」は、現在も文化施設として使用されているそうで、この日は何かに使っているとうことで見学はできなかった。「本邸」は、残念ながら戦災によって失われている。よって今回は、「西付属邸」のみを観てきた。「本邸跡」には歴史資料館などもあったのであるが、子供等が飽きてしまったので、寄って来れなかった。残念。




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 「西附属邸」玄関。ここから入る訳だが、その前に、以下沼津市の公式webサイト等を参考に、歴史的背景などを。

 「沼津御用邸」は、当時は皇太子であった大正天皇の御静養地として造営された。「本邸」造営開始は明治二十五年(1893年)末、竣工は翌二十六年の七月である。それ以前からこの辺りは明治政府高官等の別荘地であったことと、明治二十二年の東海道線開通によって東京の皇居からの連絡が良くなったことが、この地が選定された理由のようである。この「本邸」はその後増築を繰り返され、最終的には、附属建築物を含む建築面積が約5000平米の壮麗な御殿として、明治三十三年ごろほぼ完成されたという。

 「東附属邸」は明治三十六年、赤坂離宮東宮大夫官舎を移築する形で、皇孫殿下(すなわち後の昭和天皇)の御学問所として造営された。さらに明治三十八年には、本邸西側にあった川村純義伯爵の別荘が買い上げられ、こちらもまた皇孫殿下の御用邸とされた。この建物の建築時期は自体は明治二十三年ごろとされる。これに増築を施して大正十一年に完成、今現在に観られる形となったのが、「西御用邸」である。

 それでは、建物を見学していきましょう。




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 まずは、外観。増築が繰り返されたためか、かなり複雑な形。




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 内部の様子、様々。全体に、それほど「豪華絢爛」な印象は受けない。しかし、実に上品である。




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 ここなどは天皇陛下の御寝室なのであるが、襖に柄ひとつある訳でもない。ただ、静謐だけが部屋を満たし、そしてそれだけが至上の装飾となっているようだ。
 



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 細部。これも、華美な装飾とは無縁である。ただ無論、これらは当時の最新設備、であろう。少なくとも、一般家庭に見られるようなものではなかったはずだ。




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 これは空調のスイッチだろうか。「MADE IN U.S.A」の文字。こうしたものは、当時は全て外国製だったのだろう。則ち、超高級品だったということだ。

 


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 扇風機に、ストーブ。「電気ストーブ」などというものは、きっと庶民には何のことやらわからなかっただろう。

 というところで、後半に続く。


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