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乱読乱文多謝 静岡史跡探訪ver.

スーパーカブと、史跡と、ときどき読書感想文

椅子の塗装


 椅子の塗装 前編




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 先日買ってきた四脚のアンティークチェア。そのうちの一脚は、アウトレット品で安かったのだが、塗装がしていなかった。これはそのままという訳にはいかないので、自分で塗らなければならない。で、その椅子を使用することになる小学三年生の娘に、どんな色がいいかきいてみたところ、「ピンク」という返答を得た。

 ピンク、か。白いアンティークチェア、というものはみたことがあるが、ピンク、か。白じゃだめか、と娘にきいてみたが、彼女は頑にピンクを要求してきた。しかたがない、ピンクで塗ろう。




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 ということで、またしても実家に行き、日曜大工が趣味である私の父の作業場を借りて、作業台に椅子を乗せ、いざ、塗装作業である。




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 塗料は、これを選んだ。ターナーの「ミルクペイント」、色は「フロリダピンク」。使うのは初めてでどのくらい必要になるかわからないので、450m入りの大きいボトルを購入。値段は1580円だった(結果的には、小さいボトルで充分だったが)。ま、このアンティーク調の薄いピンクなら、ダイジョウブだろ……




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 表面のヤスリがけなどの処理はすでにされているので、固くしぼった濡れぞうきんで全体をふいてホコリや汚れを取り除いただけで、塗り始める。塗装のコツはいつでも、「薄く、塗り重ねる」なので、ここでもまずは一通りざっと色をつけるだけ、ぐらいの感覚で塗っていく。とはいえ、塗装作業に慣れている訳ではない私、その薄さ加減を掴むにも一苦労である。




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 一度目の塗装作業が完了。意外と上手くいっている、ようにみえるのは写真だから。近くでみると、やはり厚塗りしすぎてぼってりしてしまったような所もあちこちに。やはり、いきなりキレイにはならないなあ。




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 座面のアップ。一度塗りの状態では、まだムラ、というか地の色が透けて見える。最初の塗装が乾いたら、二度目の作業に。しかし、このミルクペイントは乾燥がとても早いので、塗り終わる頃には、もう最初に塗った部分は乾いてしまっている。よって二度目の重ね塗りは、そのまま最初と同じ手順で続けて行う。

 この椅子は、イギリスの伝統的なスタイルのもので、「ウィンザーチェア」と呼ばれるものの一種だ。その始まりは十七世紀の後半だといい、ロンドンの北西、テムズ川の上流にある町の名前が、その名称の由来とされる。元来は庶民向けの多目的、実用的な椅子であり、特徴としては、厚い座板に穴をあけて直接に、脚や背もたれのパーツを接合する構造であることで、主に背もたれ等の形状によって、さらに細かに分類される。




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 この椅子はその内、「ボウバック」などと呼ばれるもので、ウィンザーチェアとしてはごく一般的な形である。細部の塗装は気をつけないとムラになりやすい。ここでも、薄塗りを根気よく重ねていく、という原則を忘れず、横着して一気に仕上げようなどすべきではない。厚塗りすると、ムラができてかえって後々手間がかかることになる……私が実際それをやらかして苦労したので間違いないです(笑)




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 二度塗り完了。まだ塗り重ねなければならないが、塗り重ねる毎に乾燥時間は伸びていくので、そこはちょっと休憩など入れながら、ゆっくりと再塗装の行程に進む。




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 そして、三度目が終了。ここまでくると、写真ではほとんど違いがわからないですね。この後もう一度、合計四度塗った。




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 座面の様子。かなり綺麗になった、気がする。ただ、塗りっぱなしでは表面がかなりザラザラしている。




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 なので、二時間ほど昼寝などしながら乾燥を待ってから、全体に400番のペーパーをかけていく。とはいっても、相手は木材ではなく乾燥した塗料なので、ちょっとこすれば変化が出てくる。あんまりゴシゴシやると簡単に地が出てしまうのでかけ過ぎ注意。




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 ペーパーがけ終了。陽当たり具合が変化してしまったので単純に比較できないが、ペーパーがけ前の画像に比べて、艶が出ている、気がする(笑)。少なくとも、手触りはまるきり変わった。




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 ひとまず、塗装完了。一番上の、塗装前の画像と同じ条件で撮影してみました。いかがでしょうか。

 これで完成、ということにして、新居の完成までしまっておこうと、他の椅子の隣に置いたらば、椅子同士がこつんとあたって、あたったところが変色してしまった。




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これはいかん。やはり、ニスで保護すべきであるようだ。仕方ない、来週変色した所をなおしてから、総仕上げのニス塗りをすることにしました。その工程は、また今度。


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