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乱読乱文多謝 静岡史跡探訪ver.

スーパーカブと、史跡と、ときどき読書感想文

身延街道(興津ー境川) その3


 身延街道(興津ー境川) その3
 横山城から小島





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 「横山城趾」。この城跡のことは、以前記事にしているので、そちらをどうぞ
(「横山城」)。




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 城跡の入り口に。「常夜灯」と「身延山道」道標。常夜灯には、「秋葉山燈明」と刻まれる。文永七年(1824年)建立。




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 城跡のある小山の西側へ回り込むように、旧身延街道は続く。




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 この道、カブを走らせると、何やらぱちぱちと音がするので、何事かとカブを止め、路面を確認してみると、




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 何と、一面にドングリが散らばっていた。




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 さらに道は続く。旧道らしい、いい雰囲気。




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 山も秋の装い。




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 路傍に「馬頭観音」。これはかなり新しい。裏側に、「昭和四十七年三月」とあり。それでも四十五年まえ、か。




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 道はちょっと広い道と合流。




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 その辺りに。詳細不明。こちらは古そう。




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 さらに坂を登った先で、景色が開けた。小島という街と、そこを流れる興津川。小島は、小島藩一万石の松平氏の本拠地。




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 旧街道は、その小島へ向けて、崖を下るようにここから続いている。




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 これが旧身延街道。なんだかただの薮みたいだが、一応、山道が通っているようなので、カブを停めて歩いてみる。




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 が、10mも歩かない内に、道がわからなくなってしまった。傾斜もけっこう急で、無理をして下るのは危なそうなので、引き返す。




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 枯れ葉だの草の種だのにまみれながらカブに戻ると、足下にこんな看板が落ちていた。曰く、この先危険箇所が多いため通行を控えろ、とのこと。先に言ってよ(笑)。




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 仕方がないので、また横山城趾のあたりまで引き返し、そこから国道52号で迂回。




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 先程、山の上から見渡した小島の街の入り口あたり、道の左側に石碑など。さっきの通行できなかった山道を降りた先が、ここである。




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 本来はここを降りてきたかった訳だが、結構な崖だし、道もかなり荒れている。無理しなくてよかった。




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 石碑群。詳細不明。




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 こんな解説文も。




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 しばらくは国道を走る。左手に、「龍津寺」。




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 さらに先、「小島南」の交差点。




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 ここをを左へ行くと、小島藩の陣屋跡がある。そこへは過去に行っているので、過去記事をどうぞ(こちら。「小島陣屋」)




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 今回は陣屋跡へは寄らず、先へ向かいます。旧街道は、「小島南」を右へ。




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 「猿田彦大神」。大正八年建立。大正ぐらいの古さだと、石碑はまだ全然痛まないんだなあ。




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 道は弓なりに左に曲がっていき、2、300mでまた国道に戻ってしまう。




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 が、国道をそのまま横切って進む。道は上り坂。




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 左手の髭題目碑は、善立寺の入り口を示すもの。その前に、




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 「身延山道」の道標。




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 さらに進む。坂を登りきり、だんだん平坦に。




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 「藤の木観音」。由緒書きを転載。


 (前略)
 この旧道沿いに安置され、往還した旅人に多くの安らぎを与えたであろうこの「藤の木観音」は、古文書によると、村が切り拓かれたころから、慈悲深い観音様として信仰され、延享二年(一七四五年)改めて石像を刻み、以来多くの人の信仰のもとでお祀りされている観音堂で、いまも霊験からたかな観音さんとして親しまれ、地元の人々の心の拠りどころとして、長い歴史を刻んでいる。


 


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 観音堂前の道標。私がここで写真など撮っていると、近所の方とおぼしきおじさんが話しかけてきてくれた。そのおじさんのお話によると、この小さな道標、なんと一度盗難にあったそうだ。「身延山」と刻まれているので、ありがたがってどこかのご老人が持っていってしまった、ということらしいが、その後、無事戻ったのだという。




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 その先、次第に人家もまばらになり、




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 車道がなくなってしまった。行き止まりか、と思いきや、




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 道は続いていた。車はとても無理だが、カブなら通れる幅はある。どうしようか、と思ったが、路面がコンクリートで舗装されているようなので、ゆっくりと進んでみる。




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 いかにもヤバそう。天竜の奥だとか、姫街道の引佐峠などを思い出して不安になるが、これでもやはり路面は舗装されているのである。そしてそれは、みかけ以上に平らで走りやすかった。慎重にに前進。




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 道幅が広がってきた。いい雰囲気。いけそう。




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 やがて、また民家があらわれた。ああ、よかった。




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 道はまた、国道52号線へ。というところで、次回に続く。


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