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乱読乱文多謝 静岡史跡探訪ver.

スーパーカブと、史跡と、ときどき読書感想文

二俣城とその周辺 その5


 二俣城とその周辺
 その5・二俣の街、後半



 北から南への天竜川の流れに沿うように、南北に長い形をした二俣の街の、北のはずれを限る山のふもとにあるのが、




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 この「内山真龍資料館」前の、「長屋門」である。この辺りの名主であったひとである真龍は、江戸時代後期の国学者としても知られるひと、だそうだ。




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 「光明寺」も、街の北にある。この辺りには、光明城という城もあり、やはり武田と徳川とで奪い合ったのだそう。さらにお寺の隣には、




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 「光明山古墳」という、5世紀後半の古墳もある。墳長82mの前方後円墳、というが、ぱっと見には、なんだか草木の茂った小山にしかみえない。ただ、古墳を一周歩いて回ると、全体像がみえてくる。




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 ここが、一番古墳の形がわかるところかな。写真奥が「前方」、手前が「後円」、なんだけれど。

 ここから、私は二俣の街を南へ縦断した。街角に、「昭和の町 二俣」などと書かれたノボリが立っていたが、確かに昭和的雰囲気の色濃い街並ではあった。しかしそれ以上に、なんだかちょっと風変わりな建物が私の眼についた。それらが、昭和などという大枠では捉えきれない様な、この街に独自なものを形づくっているように思えた。何枚かの写真を御覧頂こうと思うが、その写真に、私が感じたこの街の独特な雰囲気、いわば二俣らしさ、のごときものがあらわれていたなら幸いである。




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 街の南のはずれ、鳥羽山城の展望台からみえた、天竜川に架かる国道152号線の橋を渡ったところ辺りにあるのが、旧「田代家」の建物。母屋は安政六年(1859年)の建築。田代家は江戸時代のこの辺りの名主であり、また筏問屋だったそうだ。




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 時計をみれば、もう8時になろうとしていた。さすがに疲れも覚えたので、この二俣川と天竜川の合流地点で、しばし休憩。今回の史跡巡りもこれで終了である。元々道への興味から始まった我が史跡めぐりであるが、それが城跡への興味につながり、さらには武田・徳川の抗争の歴史への興味も呼び込み、嵩じてこんなところまでスーパーカブでやって来ることになってしまった。このところ、興味の対象があちこちに散乱して、自分でもなにがなんだかわからなくなりつつある。

 しかしまあ、この歳になって、こういう新しい興味を抱くことができたのは、しあわせなことだとはいえるのかも知れない。これまでは、興味を抱いたものについての本は読むことはあっても、フィールドワーク的なことはあまりしてこなかった私が、こうしてあんまりお金のかからない趣味に興じることができているのであるから。

 ただ、気がつけば太陽が高くなるにつれ、かなり気温が上がってきた。帰路は、道も混んできているだろうし、往路と違って2時間では家に辿り着けないだろう。なにが大変だといって、この帰り道ほど辛いものはないのであるが、まあゆっくりと、自宅に帰り着くことだけを考えて行こう。無事是名馬、などともいいますからね。では、また。




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