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乱読乱文多謝 静岡史跡探訪ver.

スーパーカブと、史跡と、ときどき読書感想文

作業台を自作する 脚部編

 

 作業台を自作する 脚部編


 昨年夏より自宅の周囲にレンガを敷く作業をし、ようやく、一段落ついた。まだ土がまるだしのところがあるが、そこは自転車置き場にするつもりであり、そこに屋根をつけるのかつけないのか、まだ検討中ということで、とりあえず作業は進められない状態にある。

 その一方において、文庫本を納めるべき本棚だとか、先日買ってきた古い天板の加工だとか、妻にずっと前から頼まれているちょっとした台だとか何とか、木材で作りたいものがかなりある。そこでこんどはそちらに注力しよう、と思うのだが、私は木工用の道具をほとんど持っていない。去年、TVボードを自作したりなんてことはしたが、そのときは道具はすべて父親に借りたのだった。だがそれでは作業のたびにわざわざ実家に行かなければならないし、道具、というものはやはり自分のものを揃えたいのである。 

 だが、道具、というものはこれ、なかなか高価なのである。一気に揃える、なんて財力は私にはないし、だいたい、何が必要なのか、これはやってみないとわからない部分がある。そこで、とりあえず何か作って、必要なものをひとつづつその都度買いそろえて行く、ということにした。

 で、なにから作るか。とっちらかった文庫本をさっさと片付けないと、妻の忍耐力もそろそろ限界に達する恐れがあるし、これかな、と思った。では、そのために必要な道具は何か。あれこれ考えて、気づく。あれ、オレはどこで作業するんだ?

 無論、外でやるのだが、まさか地べたで作業はできない。もう使っていない小さいテーブルがあるのだが、いかんせん、それは低すぎる。若い頃にバイクですっ転んで腰の骨が一部欠けている私には、低い姿勢は辛いものがある。では、もっと高い作業台が必要だ。

 買おうか、とも思った。BOSCHというメーカーから、カッコいいのが出ている。しかしこれはとても高価である。BLACK&DECKERなんてメーカーもあり、ここのものはちょっと安いが、それでも6000円ぐらいはする。他にいろいろ高価な道具を買わなければならないのだから、節約しなければならない。

 ということで、例によって前置きが長くなりましたが、まずは何よりも、作業台を自作することにしました。この作業に必要な道具をまず買いそろえ、実験的に使用する、というのは、今後の製作のためにもなるし、これは、我ながらよい考えだと自画自賛しつつ、




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 ホームセンターで材料だとかまず必要な道具だとかを買ってきました。とりあえずは、この前述の小さいテーブルを作業台にして、作業開始。あ、作業場は、空いている駐車スペースです。我が家に庭だの納屋だのなんて贅沢施設はありませんので(笑)




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 まずはこれ。サポートつきのノコギリ。材料を買ったお店でカットしてもらうことも考えたが、何ぶん私は木工のど素人である。ノコギリスキルのアップもせなばなるまい。本当は電動の丸ノコが欲しいのだが、予算が……。まあ、今回使用する木材はやわらかいSPF材なので、なんとかなるでしょう。




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 中はこんな感じ。色々出てくる。説明書を確認しながら作業する。




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 一応設計図も書いたので、確認しながら、




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 こんな感じでセット。これは、私のようなヘタクソでも真っ直ぐ切れる優れものである。




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 どんどんカット。




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 これを組んで行きます。




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 ここで登場するのが、このインパクトドライバー。幸い外に電源があるし、他所へ持っていく訳でもないので、安価なAC100Vタイプにしました。充電式は高いのです。どうも、こういう電動工具はバッテリーが高価なようだ。




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 そしてこれは、ダボキリセット。ダボ接ぎをするための便利グッズ。ではここで、覚えたてダボ継ぎのやり方をみていきましょう。




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 まず接合する場所のセンターを出すのだが、ここで使うのはサシガネ。サシガネの直角部分を、こんな感じで材に当てます。材の上端の「任意の点P」から、材の下端との接点まで、45°で伸びた直線の長さが約5cmなので、その中間点である2.5cmのところに印をつけます。この場合の「点P」は、数学の問題の「点P」みたいに勝手にあっちこっち動いたりしないので安心してください(笑)




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 で、ピンぼけ写真で申し訳ないが、つけたふたつの中間点を結んだ直線を引けば、当然、これが中心線となる、という訳だ。実はこの方法、サシガネの使い方を解説した動画をyoutubeでみて学んだのだが、眼からウロコであった。




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 で、その中心線上の、しかるべき場所にダボ錐で穴をあけ(ちょっとまがってますが)、




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 附属のこんな金属部品をはめこむ。写真ではわかりにくいが、まんなかに小さな針みたいな出っ張りがついている。




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 その出っ張りに突き刺すように、継ぎたい材を真っ直ぐに押し付けると、




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 これまたわかりにくいが、押し付けた方の材にへこみがつくので、




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 その印を中心にまたダボ錐で穴を開け、金属パーツをはずしてかわりにダボをはめれば出来上がりである。丁寧にやれば、私のような初心者でもちゃんとダボ接ぎができる。では、どんどん行きます。




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 こんな感じで仮組みしながら作業を進めたのだが、それでも間違えて余分な穴をいっぱい開けちゃった(笑)




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 ダボあけ作業が終わったら、ここまで木工用ボンドで接着しながら組んで、




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 インパクトドライバーの先端ビットを3mmの下穴用ドリルにかえて、




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 下穴を開けます。ここでもちゃんとセンターを出して場所を決めないと、勿論、ちゃんと材を繋げられないので、ていねいに。




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 あけた下穴に木ネジを打ち込む。これで一応OK。




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 組み上がったら、




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 それをつなげます。ボンドが乾くまで固定したいが、こんなに大きなものを固定できるクランプは持っていなかったんで、100円ショップでみつけたゴムバンドで固定してみました。が、あんまりきいてない(笑)




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 下部の貫はこんな感じで繋ぐ。板を平にしたのは、作業時にここを足で踏みつけて、台を安定させることができるように、である。このアイデアはじぶんで考えた訳ではなく、BLACK&DECKERの製品を参考にしました。初心者はパクリ……いや、模倣が上達への近道ですから(笑)




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 これでいちおう、脚部は完成です。天板の製作は後編で。

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