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乱読乱文多謝 静岡史跡探訪ver.

スーパーカブと、史跡と、ときどき読書感想文

静岡県の歴史散歩


 ウェルギリウス購入


 最近スーパーカブ110を買ったこともあり、ここ数年来抱きつつある静岡の郷土史への興味もあり、ということで、旧東海道だの鎌倉街道だのの史跡をたずね、記事することにかまけること数ヶ月。いよいよ、読書ブログとしての本来の姿を失いつつある当過疎ブログであるが、これではいかんと、先日久しぶりに近所の本屋へ行った。

 とはいえ、わが心を領してやまぬ郷土史だの東海道だのへの興味を無視する訳にもいかず、また、元来文才の決定的に不足しているところに興味のわかない本などを買って読んだところで、ロクな記事も書けないであろうことは眼に見えているので、旧東海道に関係した文学作品、ということで、十返舎一九の『膝栗毛』など読んでみようと本屋中探せどみつからない。

 十返舎一九は駿河の出身であり、その彼が、東海道を舞台にした滑稽本を書いているというのに、静岡の本屋においていないとは何事かと内心怒りを覚えつつ、あてがはずれて当惑もしつつ店内を所在なさげにうろつくこと十数分、きょろきょろと店内を見回し、通い慣れぬ店とあって何がどこにおいてあるのかわからずに少女漫画の棚の列に迷い込んでみたり、あれお金は幾らもっていたっけとバックのなかに財布を探せどなかなかみつからずに怪しげなる挙動を示したりと、いよいよ不審者として万引きGメンに尾行されるか警察に通報されるかという危うい所で、日本史関係の棚に面白そうな本をみつけて、どうにか、一般客としての面目を保てたのは幸いであった。


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山川出版社  歴史散歩22 『静岡県の歴史散歩』 静岡県日本史教育研究会編 
ISBN978-4-634-24622-5


 それが、これである。これは歴史の棚よりも旅行関係の棚のほうがあるいはいいんじゃないかなどといらぬ心配などしつつ、買ってきた。

 そう、最近エラそうに史跡めぐりらしき記事など連発している私であるが、もともと、歴史には疎いし郷土の史跡などまるっきり知らず、出掛ける直前になってインターネットでぱぱっと調べてカブを走らせ、撮ってきた写真を元にいい加減な記事をでっちあげている、というのが実情なのである。旧東海道を富士川から安倍川まで走ってみて(あ、まだ後半は記事にしていませんが)、やはり、無知故に見逃しているものが多々あることに、後から気付かされることばかりで、これはちゃんと予習をしておくべきだな、と思い知らされていたのだ。

 これは「歴史散歩」というシリーズの第22巻、ということになっている。ざっと拾い読みしたところ、よくある旅行案内書のようにこのお店のケーキがおいしいだとかなんとか、嘘かマコトが知れないようなどうでもいい情報などなく、対象を史跡というものに限って、しかもその由来のことなども詳しく書かれてあり、なおかつ、それが地図上のどこにあるのかまでのっているのが、我が目的とぴったり一致しており、なかなかよさそうな本である。

 無論、この本が全てを網羅していると考えるべきではないだろう。紙面というものにはかならず限りがあるもので、膨大な対象のなかから、取捨も択一もなされているはずだし、さらには、この本の編者が知らない史跡というものもあるはずである。ダンテの地獄めぐりを案内したウェルギリウスだって、まさか地獄の全てを知り尽くしていた訳ではなく、また自分の知る地獄のすべてをダンテにみせてまわった訳でもなかろうと思う。

 なので、単にこの本にのっている場所をまわる、という使い方ではなく、この本の記事を中心にして、その周辺をうろうろするようなスタイルでいきたいと思っている。本にのらないよな、つまらない小さなものを拾っていくような形こそ、個人ブログには相応しいんじゃないかと思うからだ。

 ということで、この本の内容については、追々、実際に行ってみてから記事にしていくつもりでいます。乞う、ご期待。そして、よろしく、わがウェルギリウス君。



(なお、私が書籍紹介の記事を書かずにいた間に、FC2のブログサービスで、Amazonのリンクを簡単に貼れるツールが使えなくなっちゃったみたいなので、これからは本のイメージだけを貼ることにしました。リンクは埋まっていません。)


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